
Tidbit
スクラップブック
The Toilet That Takes Guts
I found this restroom along a walking path lined with trees. A bird is perched on a tree stump. The structure is designed so that you open a door and step inside the hollow of that large tree. At first glance, it looks like a fancy design, but since it’s a restroom, that changes things a bit. It also looks a bit like a portable toilet, and the sense of being in a completely enclosed space is so strong that I hesitate to go in. On the flip side, if I opened the door and someone was inside, I’d probably be pretty startled.
First off, it’s quite small and looks incredibly cramped. Even though it’s a unisex squat-style toilet, it seems to lack depth, so you’d likely feel quite confined while using it. There probably aren’t any lights or a ventilation fan, so using it at night is definitely out of the question. Also, the bottom of the door is dirty, so I wonder if it’s even being cleaned.
This eco-friendly fan-style toilet seems to have prioritized blending into the surrounding trees so much that it has neglected its original purpose: providing a comfortable place to relieve oneself. It takes a bit of courage to use this one, doesn’t it?
勇気のいるトイレ
木立がつつづく散策路で見つけたトイレ。切り株に鳥がとまっている。その大木の中にドアを開けて入っていく構造になっている。一見するとファンシー系の造りだが、トイレということで少し話はちがってくる。簡易トイレっぽくもあり、あまりに個室感が強すぎて、入るのをためらってしまう。逆にドアを開けて、誰か入っていたら、そうとうにびっくりするだろうな。
まず、かなり小さくていかにも狭そう。男女兼用のオマル型トイレを設えているにしても、奥行きが足りなく見えるので、だいぶ圧迫感を感じながらの用足しとなりそうだ。おそらく電灯も換気扇もなさそうなので、夜は絶対に無理。あとドアの下のほうが汚れているので、清掃されているのかも気になるところだ。
周囲の木立に溶け込むようにデザインの配慮をしすぎたせいで、快適に用を足すという本来の目的がなおざりにされてしまった環境型ファンシートイレ。ここで用を足すのは、ちょっと勇気がいるよね。
Tags
公開日:
塵野三月 Mitsuki Jinno
当サイトの文章とデザインを担当するインドア派。
Related Article
のっぽの消火栓
秋田県湯沢市の横堀という町を車で走っていたときに、道路脇にあるこの消火栓が目にとまりました。わたしもいちおう秋田の生まれなので、この一見、無駄のように思える長い支柱の意味をすぐに...
さらば、男のキムチ納豆
EJPアーカイブ いまはもう手に入らない追憶の一品から。 「おはよう納豆」でおなじみのヤマダフーズ。納豆発祥の地の一つとされる秋田県横手市金沢からほど近いところに本社を構え、のどか...
English version of "Etojitophoto"
Online Store
News
WEBサイトのリニューアルと運営再開のお知らせ
いつも「えとじとふぉと」WEBサイトをご覧いただき、ありがとうございます。 リニューアル作業のため、長らく公開を休止しておりましたが、本日より運営を再開いたしました。主なリニュー...
紙の本『えとじとふぉとのほん』発売中!
WEBサイト「えとじとふぉと」では二種類の紙冊子を制作しました。近年人気が高まっている「ZINE」とか「リトルプレス」というものですね。タイトルはずばり『えとじとふぉとのほん』で...
Featured
マルタマ食堂の十文字中華そば
4パーセントのいい店 いつもだいたい十四時とか十五時とか、昼の営業が終わってしまった時間帯に、私は湯沢市から横手市までのどこか、国道十三号線の路上にいる。そういうのを学習して、もっと早く仙台...
出羽鶴90 試験栽培米醸造酒PrototypeY#2
偏愛の日本酒手帖 純米大吟醸とか、もういらんでしょ、薄く磨くのが酒造りじゃないでしょ、と何かのときに内輪で書いたことがあって、さんざん否定もされたのだが、ぜんぶがぜんぶまちがいだとも思ってい...
電柱に洗濯物を干したのは誰?
写真のヘンを推理する これは常習者の仕業か、たまたまこのとき限りのものなのか。 たぶん、いやまちがいなく、いつもこうやっているのだろう。電柱の足場ボルト(って言うんですって)に、自分の家の物...
Asics Tiger running shoes
Young Vintage They were discovered gathering dust at the back of the shoe rack. The...
あきた八幡平ポークジャーキー
東北の逸品 なぜジャーキーという食べ物が存在するのか理解できなかった。何をおいてもそれが食べたくて買うというよりは、コンビニで手軽な酒のつまみを探しているときに、とりあえずこれも一袋買ってお...
Scrapbook
空色のレコードショップ
三十年近く前に北陸を回ったときに立ち寄った、とある町にあるレコード屋さんの写真。「とある」というのはべつに伏せているわけではなくて、どこの町だったのか忘れてしまっただけのことである。おそら...
秋田県湯沢市 竹野屋のマドレーヌ
『えとじとふぉとのほん』(特別編集版 第1号・第2号合冊号)に収録した「チュイールの豆図鑑」のなかで、秋田県湯沢市にある竹野屋というお店のチュイールを紹介している。その最後のところで私はこ...
これは今でもあるのか問題
これはコロナなんてなかった時代の古い写真である。 蛇口の右手に見えるのは「うがい器」というもので、人間ドックを受診したときに病院の洗面所で見つけたものだ。洗面台に直接取り付けてあるのがめず...
モノクロ写真のリンゴ
はじめて買ったカメラで撮った、はじめてのモノクロフィルムによる写真。松たか子さんが表紙になったマニュアルカメラの指南本を読んで、ニコンのFGというカメラと標準レンズを中古で買ったのが最初だ...
The Toilet That Takes Guts
I found this restroom along a walking path lined with trees. A bird is perched on a tree...
FUJITSUの卓上クリーナー
この卓上クリーナー、FUJITSU製ですよ。FUJITSUって、そう、あの富士通です。実家の机の引き出しを開けたら、これがあって、そういや中学だか高校のとき、消しゴムのカスを床に落とすなと...
観音様、背後をとられる
仙台大観音は多くの人が知っている巨大な観音様だが、正面か真下から見上げる写真が一般的である。おそらく観音様も背後をとられる(文字どおり撮られる)のは心外だろうが、こうして建物越しに眺めたほ...
Tags
Topics
Series
This month's pick
僕はモノを捨てるのが苦手なんだ
世代を超えて愛される永遠の定番
撮り残された写真たち
通信欄
旅をしながら考える
手づくり手しごと手わざのノート
スクラップブック
偏愛の日本酒手帖
ボツ個展
パンの国を旅して巡る
洋菓子の時間
写真のヘンを推理する
五月に山を降りる
旅ゆけば、どこの町にもファーストフード
東北の逸品
ヤング・ヴィンテージ
郷土の渋い菓子帖
旅と、だいたい乾麺
4パーセントのいい店
デザイン収集のワンダーフォーゲル
EJPアーカイブ
お惣菜の名作
けれどあなたが喜びそうなことは何ひとつ書けない
Playlist
This month's pick
This is salted salmon. It is the most popular breakfast dish in Japan. It is also a classic filling for rice balls. In Akita Prefecture, it is known locally as “bodakko.” The variety with an exceptionally strong saltiness is particularly beloved as a local specialty.
