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ボツ個展
Microcosmos Sampling
This is a pen-and-ink drawing created by obsessively layering lines, using materials I’ve pulled from all sorts of places. What’s immediately obvious is the Mona Lisa-style cross-dressing man; beyond that, it’s a world cobbled together almost entirely from ready-made elements―from my favorite art and photo books and old magazines to stuffed animals and soft vinyl figures. Fortunately, my terrible sketching skills make it hard to spot the original sources. So while I don’t get mocked for plagiarism, it leaves me with a bittersweet feeling as an artist.
Pen-and-ink drawing is very relaxing. I’m glad I don’t have to worry about color. Choosing a color always involves the agonizing task of deciding on one infinitesimal shade, which takes a lot of time and leaves me with no motivation to do anything else. With pen-and-ink drawing, the colors are already set―black and white―so all I have to do is draw the lines, and I don’t have to strain my imagination or decision-making skills. That’s why it doesn’t wear me out. Only the ink runs out. If this were all it took, I could keep drawing as many as I wanted, but black-and-white drawings just don’t go over well. In other words, it doesn’t work as a business. It’s tough to make a living doing only what you love.
That said, I just can’t remember what text I was planning to pair this with. Oh well―since the drawing is so intense, I’ll let this single piece survive in its own little world.
ボツ個展
こちらは病的に線を重ねて描いたペン画で、素材はいろんなところから引っ張ってきた。見てすぐにわかるのはモナリザ風の女装男性で、あとは自分の好きな画集や写真集、古い雑誌、それにぬいぐるみからソフビ人形まで、ほとんどが既製の寄せ集めでできた世界。スケッチが下手くそなところが幸いして元ネタがバレにくい。だからパクリじゃないかとバカにはされないけれど、それはそれで絵描きとしての気分はほろ苦い。
ペン画はとても気楽である。色を考えなくていいのはうれしい。色は無限分の一を決めるつらさがずっとあって、そのぶん時間もかかるし、他のことをやる気になれない。ペン画は黒と白で色は決まっているから、あとは線を描くだけで、想像力と決断力を酷使しなくて済む。だから消耗しない。インクだけが減っていく。こういうのでいいなら何枚でも描きつづけられるのだが、色がない絵というのはウケがよくない。つまり商売として成り立たない。好きなことだけやって生きるのはしんどいことなんですね。
それにしても、なんの文章に添えようとしていたのか、どうしても思い出せない。まあでも絵が濃すぎるので、これはこれ一枚で小さな世界を生き抜いてもらおう。
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プランカ Planca
挿画やデザインを担当。デジタルツールを使いこなせなくて困っている、超アナログ人間。
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